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人間精神の本質

kobayashi

精神は新しい飢餓を挑発しない様な満腹を知らない。満腹が与えられれば必ず何かしら不満を嗅ぎ出す、安定が保たれている処には、必ず釣合いの破れを見付け出す。単に反復を嫌うという理由から、進んで危険に身を曝す。 (小林秀雄)


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Aphex Twin

Aphex

最近仕事中とか寝る前なんかによく聴いているのがこのAphex Twin 「Selected Ambient Works 85-92」です。

音楽のジャンルでいうとインテリジェント・テクノにカテゴライズされるようですが、とても聴き心地がイイ。

芸術というのは自己表現の手段なわけですが、これはできるだけ自己主張を抑えた形で自己表現を実現しようという作者の意図が明確に表れています。

エイフェクスというミュージシャンは変わり者でも知られていて、レコード会社と専属契約を結んだときの契約金で戦車を買ったというとんでもない逸話の持ち主です。

YouTubeなんかにも動画がアップされているので、機会があれば聴いてみていただきたいですね。

眠れない夜なんかにはハルシオンなんぞを多めに服用し、エイフェクスを流しっぱなしにしながら横になっていると、もの凄く気持ちよく眠りにつけます。


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狂気

ℋ・中村

美学文芸誌「エステティーク」という雑誌に、藤田つぐみという若い画家のものした「植木鉢に挿された腕」なる文章が掲載されていて読んだのだが、その内容に何かもの凄く違和感を感じたのでそれについて少しく考えてみたい。

藤田某は寄稿文の中で、画家のポール・デルヴォーと中村宏の作品制作、そして自らの母親を殺害し、遺体を損壊したうえ意味不明なオフジェを遺体の一部を用いて作るという異常な行為に及んだ少年の犯罪の主たる動因が、彼らの内なる「狂気」によってドライブされた「暴力」と「幻想」にあると解釈し、持論を展開している。

まずもってふたりの高名な画家とひとりの猟奇的犯罪者とをケーススタディーのサンプルとして取り上げることに疑義を呈すべきであろう。

藤田は「絵を描くという行為は、個人的な思想やイメージという抽象的な可能性を、一般的な色や形という具象的な現実性の中へ表出する営為である。」としているが、これはもっともな見解だ。

そして「デルヴォーの作品は一見暴力性とは無縁なように思われるが、注意深く見てみると、暴力が暴力になる以前の「おぞましいもの」が画面全体に漂っていることを発見する。」「中村宏の作品にもデルヴォーと同じモチーフが散見される。」と書いている。つまりどちらの画家の作品にも「狂気」と「暴力」とが内在しているということであるが、デルヴォーと中村の絵にある種の「おぞましさ」があるとしても、それが狂気から発する暴力から生じるものだとなぜ言えるのか?

そもそもデルヴォーの描く裸体の女や中村の少女や機関車といったモチーフの数々を藤田は「不気味でおぞましい」と評しているが、それはあくまで藤田個人の主観である。

ちなみに筆者はデルヴォーにしろ中村にしろ、どの作品も「不気味でおぞましい」とは思わないし、ましてそこに「狂気」や「暴力」なぞ毫も認めない。

つまり藤田はあくまで個人的で主観的な印象批評を語っているにすぎないのである。

一方、実母の頭部を切断し、腕を植木鉢に植えるという奇行に及んだ少年に関して言えば、これは明らかに「不気味でおぞましい」行為であり極めて「暴力的」であって、少年が「狂気」を発していたことは客観的な事実である。

かつて小林秀雄は山下清の作品には倫理や思想がないとして芸術とは認めないと語った。
狂人の作品には「美」はないと。

藤田は「デルヴォーも、中村宏も、そして母親を殺害した少年も、作品を残したという意味ではアーティストという共通項で括れないわけではない。無形な幻想を有形な現実へ変える、という共通点をここに見て取ることも出来るだろう。」などと書いているが、これはとんでもない認識の錯誤である。

デルヴォーや中村は正常な精神が有する倫理性や思想をベースに個人的なイマジネーションや芸術的パトスをカンバスの上に具象し、その完成度が評価しうるレベルにまで達しているからアーティストと呼べるのであって、狂気に駆られ、衝動的にオブジェ的なものを作り上げた狂人とは共通点など全くないし、比較のしようがない。

芸術家と人殺しを同列に論じられるわけがないではないか。

・・・それにしても、この藤田つぐみという画家は芸大出身のエリートであり、歌人でもあるようだが、芸術の分野で日本の最高学府に学んだ人間とは思えないような稚拙な論考に唖然とするばかりである。


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新宿

新宿1

GWの初日の今日は新宿に行ってまいりました。

目抜き通りでは伊勢丹からアルタ前までを歩行者天国にして賑々しくパレードなんぞをやっておりましたが、イマイチ主旨が分からない上に、やたらと警察関係者がうろうろしてて何やらものものしい雰囲気もありつつ・・・

p-po

一方でピーポくんファミリーのまわりでは子供連れの家族なんかが記念撮影をしたりしていて休日らしい和やかでユルいムードなんかも漂ってました。

御苑1

新宿御苑は一般開放日とあって、家族連れや団体の外国人観光客なんかでにぎわってました。

御苑2

今日は暑くもなく寒くもなく、ピクニックにはもってこいの一日でしたね。

ゆるきゃら

何かのイベントでビミョ~なデザインのユルキャラも登場。


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アヲアヲ

aoao

チリヌルヲワカのニューアルバム「アヲアヲ」を買いました。

GOGOのイメージを払拭したいっていうユウの強い意思が伝わってくる。

でもまだ自分の表現したいものをどうやって作品にするか、迷っている感じもある。

演奏技術なんかはさすがに安定してて聴きやすい印象。

7曲入り¥2000.


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プロフィール

ぴぃ

Author:ぴぃ
千葉県在住の翻訳家のおっさん。

趣味は模型製作、読書、ドラマ・映画鑑賞、ギターなどなど。

日々をまったり生きております。

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